新刊案内
『思想の廃墟から: 歴史への責任、権力への対峙のために』
鵜飼哲 岡野八代 田中利幸 前田朗
四六判 / 240ページ / 並製
定価:2,300円 + 税
書店発売日:2018年4月10日
定価:2,300円 + 税
書店発売日:2018年4月10日
内容紹介
民主主義の中にはデーモンが隠れている。
あるいは、民主主義の中からデーモンが生まれてくる
――
戦争責任、戦争犯罪、象徴天皇制、靖国参拝、
「慰安婦」問題、自衛隊、日米安保、沖縄米軍基地、
核兵器、原発事故、原発再稼働……
私たちの民主主義とはいったい何だったのか。
何度も問われてきたはずの問いを、
今なお私たちは問い続けなくてはならない。
フランス滞在から帰国後の思想家・鵜飼氏、
ハンナ・アーレント等、政治思想の研究者・岡野氏、
軍事史が専門の田中氏に、
前田朗氏がインタビューで鋭く斬り込む。
目次
はしがき - デーモンクラシーと闘うために
第1部 歴史、記憶、責任、そして -
第1章 「慰安婦」=性奴隷について語る意味/岡野八代
第2章 世界の中の「慰安婦」問題/田中利幸
第3章 レイシズムに覆われた世界/鵜飼哲
はしがき - デーモンクラシーと闘うために
第1部 歴史、記憶、責任、そして -
第1章 「慰安婦」=性奴隷について語る意味/岡野八代
第2章 世界の中の「慰安婦」問題/田中利幸
第3章 レイシズムに覆われた世界/鵜飼哲
第2部 権力としての原発、対峙する民衆
第1章 民主主義にとって原発とは/岡野八代
第2章 原発と原爆の密接なつながりを問う/田中利幸
第3章 私たちはどこにいるのか/鵜飼哲
第1章 民主主義にとって原発とは/岡野八代
第2章 原発と原爆の密接なつながりを問う/田中利幸
第3章 私たちはどこにいるのか/鵜飼哲
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学習会案内
インタヴュー講座<憲法再入門>第4回
平和力フォーラム2018
第4回「日本国憲法の光と影――憲法前文・9条と1章『天皇』の根本的矛盾」
田中利幸(歴史家、「8・6ヒロシマ平和へのつどい」代表)
日時:5月20(日)開場午後13時30分、開会14時~17時閉会
スペースたんぽぽ(4F)
千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4F
03-3238-9035
JR水道橋から5分。
資料代:500円
プロフィル
田中利幸(たなかとしゆき):歴史学、戦争犯罪史。著書に『知られざる戦争犯罪――日本軍はオーストラリア人に何をしたか』(大月書店)、『空の戦争史』(講談社現代新書)、『再論東京裁判――何を裁き、何を裁かなかったのか』(共編、大月書店)、『思想の廃墟から』(共著、彩流社)。Japan’s Comfort
Women: Sexual Slavery and Prostitution during World War Ⅱ and the US Occupation(Routledge, 2002). Hidden
Horrors: Japanese War Crimes in World War Ⅱ (Second edition, Rowman &
Littlefield, 2017). Bombing Civilians: A
Twentieth-Century History (Co-edited, New Press, 2010).
インタヴュアー:前田朗
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