2018年4月15日日曜日

広島 集会・講演会案内


(1) 5・3 憲法記念日集会・講演会
(2) 5・11 田中利幸講演会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本国憲法公布71年憲法記念日
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
9条改憲NO! 平和といのちと人権を! 5・3ヒロシマ憲法集会2018
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
日 時:5月3日(木・祝)13:00~14:30
会 場:ハノーバー庭園(旧市民球場の北側)
デ モ:14:45~16:00
安倍晋三首相は昨年53日、日本会議が主導する改憲集会にビデオメ
ッセージを寄せた。「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」
と語り、9条改憲に強い意欲を示した。だが、いま、「森友」公文書
改ざん事件を契機に、安倍政権は終焉に向けて大きく動き始めた。止
めを刺すことができるかどうか、それはひとえに3000万人署名運動の
成否にかかっている。市民としっかり手を結び、民主主義、基本的人
権の尊重、平和主義が生かされる政治を求め、ありったけの声を結集
しよう。輝け!9条、平和・いのち・人権!
【記念講演】「復帰46年の沖縄から伝えたいこと」
仲村未央(なかむら みお)さん
 1972年沖縄市(旧コザ市)生まれ。戦後27年間続いた米軍占領から
 沖縄が日本に返還された年で、この年に生まれた世代のことを沖縄
 では「復帰っ子」(ふっきっこ)と呼ぶ。
 琉球新報記者として沖縄県政、沖縄市政、那覇市政を担当。米軍用
 地の強制収用、米軍基地から発生する爆音被害や事件事故、日米地
 位協定など住民の命とくらしに直結する基地問題を追う。その原点
 として沖縄戦と住民の犠牲、国策と地方自治についても掘り下げて
 きた。
 2002年に沖縄市議会議員(2期)、2008年から沖縄県議会議員(現在3期)。
 沖縄市立山内小学校、大口明光学園中学校・高等学校(鹿児島県在)
 琉球大学法文学部社会学科マスコミ学専攻卒。
【特別報告】「岩国からの報告」
田村順玄(たむら じゅんげん)さん
 1964年岩国市役所に就職。職場では港湾行政をあゆみ、組合では市
 職員組合委員長など就任、岩国市職平和研究所を設立し平和運動を
 になう。
 1995年市議に初当選。一人会派のリベラル岩国で23年目。基地監視
 団体「リムピース」運営委員、「ピースリンク広島・呉・岩国」世
 話人を務める。米海軍横須賀基地を母港とする原子力空母ロナルド・
 レーガンの艦載機61機の厚木基地からの移転により岩国基地配備機
 は米軍機120機(それに自衛隊機43機)となり、極東最大の攻撃拠点
 となろうとしている情勢下、岩国からの特別報告をしていただく。
『安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名』にご協力をお願いします。
【関連行事】2018広島憲法集会「マイライフ マイ憲法」(憲法ミュージカル)県民文化センター15時開演
【主 催】戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会(略称:ヒロシマ総がかり行動)
<主な構成団体>戦争をさせないヒロシマ1000人委員会/広島県9条の会ネットワーク/
               
     秘密法廃止 !広島ネットワーク/憲法と平和を守る広島共同センター   
【事務所】730-0805 広島市中区十日市町1-5-5坪池ビル2F 
     日本ジャーナリスト会議広島支部内(090-8362-1142 高瀬)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5・11 田中利幸講演会
 「日本国憲法の光と影:憲法前文・9条と1章『天皇』の根本的矛盾」

  今年を「勝負の年」と宣言した安倍晋三は、2020年公布と明言した改憲に向けて、
「二段階革命」戦略(まず自衛隊明記、次に全面的復古的改憲)に後退しながらも、突
進している。その半クーデター的手法(内閣法制局長官、日銀総裁、最高裁判事、NH
K会長、マスコミトップを手なずけ、官僚機構全体の人事への介入と操縦、解釈改憲の
強行と戦争法、秘密法、共謀罪新設・・・)と悪選挙制度の活用(得票率と得票議席の
乖離)で、この5年4か月政権を維持してきた。
 この安倍政治に抵抗し、安倍9条改憲をつぶし、多少ともまともな政治を回復しよう
とする社会・政治勢力(以下「われわれ」と呼ぶ)は多種多様な共闘関係を深めながら
創意工夫をこらしながら対決してきた。
 ここにきて天皇主義教育を掲げた森友学園への国有地8億円不正値引き売却の疑獄事
件を隠蔽するための公文書改ざんが公然化した。さらに加計学園獣医学部新設(異常な
設立認可、異常な補助金支出決定と建築費の水増し)を巡る巨大疑獄事件の中心が安倍
晋三その者であることがついに「首相案件」という言葉で白日の下にさらされようとし
ている。さらには、防衛省、自衛隊海外派兵の日報・データ改ざん・隠ぺい・国会無視
の軍国主義体質の根深さ。厚労省、働かせ方改革法案強行のためのデータ改ざん、東京
労働局野村不動産特別指導過労自殺隠ぺい事件・・・。木は森の中に隠せとの方針か?
 情勢は大きく展開した。安倍極右私党グループによる国家の、行政の私物化の姿が明
白となり、いよいよ安倍政権は終焉に向かって転がりだした。
 われわれが安倍政権打倒の向こうを見すえるには、どうしても戦後73年の総括が必
要だ(さらに明治以降150年のとらえなおしが必要だろう)。また、被爆と敗戦を巡
る日米関係・国際関係の中での攻防を経て誕生した日本国憲法に体現されている力関係
とそこに表現されている根本的矛盾を見なければならない。
 その根本的矛盾は、実は、憲法前文・9条と第1章「天皇」の間に深く横たわってい
るのだが、なぜか、それが今まで全く問題にされてこなかった。この矛盾の実相を知る
ためには、憲法9条とそれを理念的に支える憲法前文がいかなる政治的背景から作られ
たのか、天皇裕仁の戦争責任を全く問わないまま憲法第1章で「天皇」がなぜ国民の象
徴とされるようになったのか、それらがどのようにわれわれの日常の民主主義を求める
思考・行動と関連しているのかを解き明かす必要がある。
 そのうえで、われわれは安倍のようなデマゴーグ政治家を産み出す日本の政治社会を
真に改革するために、いかにこの憲法の矛盾と立ち向かい、憲法9条をいかにすれば有
効に活用できるのかについて議論する必要がある。安倍政権が終焉しても、憲法を実際
に生かす展望がわれわれになければ、問題はいつまでも解決しない。
 当実行委員会代表の田中利幸が満を持して、問題提起をする。
 題して、
 「日本国憲法の光と影:憲法前文・9条と1章『天皇』の根本的矛盾」

日 時:5月11日(金)18:30~20:00
会 場:中区民文化センター大会議室B(4階)
参加費:500円
主 催:8・6ヒロシマ平和へのつどい2018実行委員会(代表/田中利幸)
連絡先:広島市中区堺町1551001 
     電話:090-4740-4608 Fax082297-7145 
         
Eメイル:kunonaruaki@hotmail.com(久野成章)
 
田中利幸さんの広島訪問滞在は、5月10日と11日の二日間のみです。
 ぜひ、この貴重な機会に、ご参集ください。
 なお、終了後の田中さんを囲む懇親会には事前の申し込みが必要となります(締め切り5月5日)。

0 件のコメント: