今日8月11日の朝11時に放送されたABC(オーストラリア放送協会)のラジオ番組Earshot は神風特攻に関するものでした。この番組は、ABCの日本人記者であるフクイ・マサコさんが制作しました。彼女のお父さんは神風特攻パイロットとして訓練を受けた予科練生でしたが、パイロットになる前に敗戦になったため、結局は神風特攻として出撃することはなかったとのこと。したがって、この番組は、もう亡くなられているFukuiさんのお父さんへの個人的な憶いが込められている番組でもあります。自分がインタヴューされているので言うのではありませんが、Fukuiさんがひじょうによく調べ、考えて作られた、なかなか内容の深い番組です。「神風特攻隊員=天皇崇拝イデオロギーに洗脳された若者」という「神話」を崩し、現在の私たちが「神風特攻」をどのように再考すべきかを考える上で、ひじょうに役にたつと思います。アメリカやイギリスに友人、知人のおられるかたは、この番組情報を拡散していただければ光栄です。
下記アドレスで番組が聴けます。
番組内容に関する情報は
Kamikaze
Daughter on Earshot with David Rutledge on RN Tuesday 11th
August Summary A personal exploration of 'kamikaze' myths and memories
by Masako Fukui, whose father would have died as a kamikaze pilot if the
war had not ended when it did.
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