東京裁判を「再審」する
──何を裁き、何を裁かなかったのか──
日時:2013年11月29日(金)18:00-20:30
会場:広島平和記念資料館地下 会議室1
共催:第9条ヒロシマの会、日本軍「慰安婦」問題解決ひろしまネットワーク
核廃絶廃絶をめざすヒロシマの会
講師および講演タイトル:
ティム・マコーマック(メルボルン大学法学部教授)
「今日につながる東京裁判の意味」(英語+逐語訳)
マコーマック教授(専門は国際人道法)、2010年より国際刑事裁判所の国際人道法に関する特別アドヴァイザーを務めています。2002から2006年、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷ミロシェビッチ裁判にアミカス・キュリエとして関わりました。2003年から2007年には、アルカイダ・テロ支援の罪で米国軍事裁判にかけられたオーストラリア人、デイビッド・ヒックスの弁護団の戦争法関連法律顧問も務めました。国際人道法の発展史の観点から、東京裁判が持っていた問題点と、それにもかかわらず果たした重大な役割について論じました。
田中利幸(当時 広島市立大学広島平和研究所教授)
「東京裁判における”慰安婦”問題の不在」
東京裁判には「慰安婦」問題に関する情報が提出されたにもかかわらず、なぜ戦争犯罪として取り扱われなかったのか。東京裁判では「強姦」が取りあげられたに
もかかわらず「慰安婦」問題が議論されなかった理由について論じると同時に、この問題での責任の取りかたについて議論しました。
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