今年5月10日に広島で開かれた講演会『軍都廣島131年の歴史から考える天皇裕仁と天皇制の「招爆責任」・朝鮮人被爆者問題』に、「朝鮮半島出身の原爆問題について」と題して講演された金鎭湖さん(広島県朝鮮人被爆者協議会会長)と一緒に、私は講演者として招かれましたが、ちょうどその折は旅行中で出席できませんでした。そのため、事前にZOOM録画していただいた講演を当日、会場で上映していただきました。その講演会で配布していただいた講演ノートを少し短くした短縮版に目を通していただきながら、やはり講演会で使ったパワー・ポイントを少し新しくしたものを観ていただけるよう、その両方をダウンロードできるようにいたしました。お時間のあるときにでもご笑覧いただき、ご意見をいただければ幸いです。
田中利幸
空爆による無差別大量殺戮を終わらせることは可能か?!
― 重慶爆撃、広島・長崎原爆ジェノサイドからガザ・ジェノサイドまでの歴史から考える ―
目次:
1) はじめに:日本軍による中国諸都市の無差別空爆の実相
2) 天皇制ファシズム下の総力戦体制と「防空制度」による自国民の人権無視
3) 米軍による日本本土での無差別空爆大量殺戮の実相
4) 通常戦略爆撃の一貫として理解された原爆無差別大量殺戮
5) 原爆無差別大量殺戮の真の目的はあくまでも「政治的」!
6) 日米両政府による「原爆神話」の捏造
7) 今も続く「ヒロシマ」の政治利用といかに闘うべきか
8) 国家原理を拒否する憲法9条
9) 「戦争損害受忍論」と「戦争被害者ナショナリズム」の克服を目指して
10) 国家原理を崩していくための「痛みの共有」
11) 結論:無差別空爆ホロコーストをいかに終わらせることができるか?
講演用(短縮版)ノートは下記のURLからダウン・ロードできます。
https://drive.google.com/file/d/1sO84hjtbZfq9aH4fMUX0V5u9MHLpCPDl/view?usp=sharing
パワー・ポイントは下記のURLからダウン・ロードできます。
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