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2015年4月13日月曜日

8・6ヒロシマ平和へのつどい2015 特別企画


毎年8月5日の夕方に開いている「8・6ヒロシマ平和へのつどい」ですが、今年は敗戦70周年にあたるのと同時に、安倍政権が次々と打ち出す市民社会破壊政策を糾弾し、安倍政権打倒を目指して、以下のような企画で行います。また、そのプレ・イベントとして6月27日にも集会を開きます。みなさんの積極的な支援と参加で、この企画を成功させたいと強く願っています。ご協力のほどお願いします。

8・6ヒロシマ平和へのつどい2015
「検証:被爆・敗戦70年―日米戦争責任と安倍談話を問う―」


趣 旨: アジア各地での日本軍による様々な残虐行為、沖縄戦、東京を含む日本全都市への焼夷弾無差別空爆、広島・長崎への原爆殺戮攻撃、日本のアジア侵略戦争敗北から70年を迎えます。戦争経験者、被爆者が激減し、戦争体験・被爆体験の継承方法の根本的な見直しが迫られています。安倍政権の登場によって、戦争法制の整備・改憲・戦後民主主義体制の全面的解体の攻撃が強められています。私たちは、戦後これまで、戦争加害と戦争被害の分離しがたい「絡み合い」あるいは「表裏一体性」という明確な認識の上にたって「過去の総括」を真剣にしてこなかったため、被爆・敗戦70年を迎える今も「過去の克服」ができていません。一方、米国も、原爆による広島・長崎市民の無差別大量殺戮という重大な犯罪行為を、日本軍国主義ファシズムに対する「自由と民主主義の勝利」と正当化することで、「過去の克服」に失敗しました。日米の戦争責任を検証し、「過去の克服」を成し遂げ、近隣諸国民との和解を実現する未来構想を打ち出し、もって民主主義構築に寄与したいと考えます。この課題を被爆地ヒロシマから全国へ発信し、全国の市民が一堂に会し、討論を深めます。記録は出版します。


日 程: 627日(土)14001700 「被爆・敗戦70年広島アピール」を採択する集会
詳細については後日お知らせします。

84日(火)
12001330 スタート集会 講演1 上野千鶴子:敗戦70周年の「戦後」責
敗戦から70周年。大きな犠牲を払った歴史から私たちは何を学んできたのだろうか?侵略と戦争の責任はもちろん問われなければならない。だが、国民の5人に4人が戦後生まれになった今日、戦争を起こし、止められなかった責任は戦後生まれにはない。とはいえ、戦後を生きてきた私たちには「戦 後」責任がある。あの戦争の戦後処理をどのようになしとげたか、その歴史からいったい何を学び、何を学ばなかったのか?歴史が改ざんされ歪曲されようとしている現在、私たちが何をし、何をしてこなかったかのツケをしたたかに支払わされている。21世紀がふたたび「戦争の世紀」になることを、私たちは食い止められるのだろうか

13451505 セッション1 日本軍性奴隷と戦争責任
             15 :201640 セッション2 日本戦争犯罪と教科書・領土問題
      
             85日(水) 
午前 フィールドワーク
13001420  セッション3 韓国・朝鮮人被爆者と市民運動 
セッション4 戦争責任と天皇制
―日米戦争責任と安倍戦後70年談話を問う
14351555  セッション5  沖縄・辺野古新基地建設阻止!
安保・自衛隊・米軍再編
        16101730  セッション6 戦争法制と明文改憲
         
              18002000  メイン集会    講演2 武藤一羊:「安倍政権の倒し方」
安倍政権を葬るなかで新しい世界を視野に捕える
                        - 戦後日本国をめぐる原理次元での対決 -
安倍政権は、日本国を戦争する国家に変態させる強硬措置を異様なテンポで進め、 日本を「世界の中心で輝く」大国、世界の権力中枢に武装大国としての参入を果た すという野心を公然と語り始めた。だが独力ではなく、衰弱しつつある米国覇権に さらに一体化し、奉仕することで野心を実現するというのだ。この強行突破の性格は、動因は何なのか。私たちは、安倍の政策に対決し、つぶしていくプロセスの中で、この政権の企て全体を見切り、その全体を葬る道を発見する。そして葬るなかで同時に私たちの創り出す世界を視野に捕える。これは原理次元の闘いだ。安倍は、戦前帝国との継承原理の復権を、それとは絶対に相容れない米国覇権原理に頼って実現するという危うい冒険に突っ込んでいる。私たちはそれに原理的に優位な立場で立ち向かう。その原理を私たちは「平和的生存権」を核にして戦後日本社会の運動の実践の中で育て上げてきている。それを取り出し、使ってみるときだ。原理は使うことで生き返る。
  
 86日(木) 
午前 諸行動・デモ
12001330  セッション7  反戦反核―無責任体制批判運動の総括
13301400 「集会決議」採択

会 場: 広島市まちづくり市民交流プラザ北棟5階研修室ABC
団体協力金:1口5,000円 個人賛同金:1口1,000円(3口以上の人に3日間参加券配布)
参加費:各セッション、講演12500円。
■主催者: 「検証:被爆・敗戦70年―日米戦争責任と安倍談話を問う―」実行委員会
■代 表: 田中利幸
■事務局: 広島市西区天満町13-1-810 FAX 082-297-7145
電話 090-4740-4608 Eメイル kunonaruaki@hotmail.com(久野成章)
■郵便振替 01320-6-7576「8・6つどい」

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